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東京デザイナーズウィーク インタビュー
グエナエル・ニコラ

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東京デザイナーズウィーク2009 
東京デザイナーズウィークのガイドブックに掲載されたショートインタビュー。今回は、東京ではすべてが可能だと主張するデザイナーのグエナエル・ニコラの談話をお届けする。


グリーンへの探求
ーーーグエナエル・ニコラ


デザインというものは、すべてにおいて探求の作業です。それは、私たちが将来に目を向けないことには何も解答が得られません。日本という国は、どこよりもエコロジー的な考えが、デザインを作り上げる過程で取り入れられていると思います。これまでに私は、素材だけにこだわる海外の企業と仕事をしてきました。これらの企業は、リサイクル可能な特定の材料を使うことを求めてくるのです。しかし、商品化するには実現不可能と思われるほど、コストのかかるものでした。しかしグリーンの概念は、いまだに明確ではありません......その見解は、人によってまちまちなのです。

私は今ちょうど、ファサードをソーラー・パネルで覆う、大きな商業用建造物の仕事に取り掛かっています。そこでは、エネルギー・システムとテクノロジーがデザインの要となります。そのほかに、プロダクトのパッケージに関しても、試行錯誤しているところです。というのも、生産からエンドユーザーの手に渡るまで、すべての過程に目を配ることこそが重要だからです。でなければデザインできるのは表層の美しさのみ、ということになってしまうでしょう。

私は18年前日本に移り、今は、東京の渋谷区富ヶ谷に住んでいます。ヨーロッパと比較して、東京は、地理的、文化的なものだけではなく、時間の流れに関しても違いがあります。ここでは、何もかもが可能に感じるのです。話し合いをするにしても、「なぜ?」ではなく、まず「どのようにして?」という流れになります。議論好きなフランスからきた私にとって、そのアプローチは、とても新鮮に映りました。私は、グラフィック・デザインから建築まで幅広いプロジェクトをカバーしていますが、ここでは、互いの違った考えを融合させていくことによって、さらなる相乗効果が生まれます。

100%DesignTokyoでは、ライト・ライト(LIGHT-LIGHT)をご紹介します。これは空中に100個のライトをちりばめ、まるで手品のように浮かび上がる光のインスタレーションです。この作品は、東京の混沌としたなかに潜む美しさにインスパイアされて、制作したものです。

Curiosity 代表 グエナエル・ニコラ



アートディレクション/ミーシャ・ウィードマン
インタビュー/マライカ・ビング

このインタビューは、東京デザイナーズウィークの公式ガイドブックに掲載されたもの。ガイドブックのプロデュースはDezeen、アートディレクションはミーシャ・ウィードマンによる。



ショートインタビューシリーズの過去の記事はこちら。


東京におけるデザインイベントに関してはこちらの分野別記事を参照。




投稿者/ローズ・エサリントン

Dezeen.com オリジナル(英語)はこちら


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