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東京デザイナーズウィーク インタビュー
マシュー・ヒルトン

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東京デザイナーズウィーク2009 
東京デザイナーズウィークの公式ガイドブック(Dezeen制作)掲載のショートインタビューシリーズ第二弾。家具デザイナーのマシュー・ヒルトンが Dezeen のマライカ・ビングを相手に、木を用いた作品作りや東京を初めて訪れたときの想い出などを語っている。


努力はしていますが、いまだに数週間に一度は

飛行機に乗る生活です

ーーーマシュー・ヒルトン



グリーンというのは商業的な言葉です。多くのデザイナーはその風潮に便乗していますが、家具デザインにおいてはまだ、真の意味でのグリーンな発明にお目にかかったことはないように思います。私も、自分ができることはやっています。常に木材は環境問題を考慮した業者から取り寄せ、酸触媒系塗料は避けていますが......それでもいまだに、数週間に一度は飛行機を利用する生活です。


私は、グリーンでいることとは、長持ちするものを作ることでもあると思っています。もちろん作品のインパクトも欲しいですが、ずっと一緒に暮らしていけるものであることも大切なのです。大きなことを言っても続きませんよね。


木材はとても温かみがあり、長持ちのする素材です。デ・ラ・エスパーダとのコラボで新しいコレクションを制作するにあたり、高い職人意識や専門性を備えた木材製造に触れるという、刺激的な経験ができました。その結果、最先端の技術を用いた合成木材をテーブルの天板に使い、強度と軽さを併せ持った製品が可能になりました。


デ・ラ・エスパーダという高級層向けのラインに、自分の想いをこめた表現豊かな作品を作れること、自由な表現が出来ることがとても気に入っています。その一方、中流層を対象とした大量生産のブランド、ケースのような仕事も楽しいのです。アメリカでも販売をしていますし、日本も次なる市場として視野に入っています。


1980年代の後半、初めて東京を訪れたときのことですが、共に来日したプロダクトデザイナーのジャスパー・モリソン氏と機内でウォッカを1本空けてしまい、到着したときには時差ボケとお酒のためにすっかり朦朧としてしまっていました。おかげで初の東京散策というただでさえすばらしい体験が、さらに忘れがたいものになりました。



マシュー・ヒルトン : 家具デザイナーで、ケースのクリエイティブ・ディレクター。



アートディレクション/ミーシャ・ウィードマン
インタビュー/マライカ・ビング

このインタビューは、東京デザイナーズウィークの公式ガイドブックに掲載されたもの。ガイドブックのプロデュースはDezeen、アートディレクションはミーシャ・ウィードマンによる。



マシュー・ヒルトン氏に関するDezeen の過去の記事はこちら。


以下も参照のこと。

東京におけるデザインイベントに関してはこちらの分野別記事を参照。




投稿者/ローズ・エサリントン

Dezeen.com オリジナル(英語)はこちら


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