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Beta Tankがデザインした税制を知るための椅子
Taxing Art

Taxing Art by Beta Tank

デザインスタジオBeta Tank が可動式のパネルを組み合わせて制作した椅子は、商品(付加価値税率19%)にも芸術作品(付加価値税率7%)にもなる。

Taxing Art by Beta Tank

Design Miami/Baselが今年初めにW Hotels Designer  the Future Award向けに依頼したこの椅子は、平らな木製のパネルをピラミッドの形が見えるようにねじると、一転して非実用的な芸術品に変身する。

Taxing Art by Beta Tank

この作品は、芸術品よりも商品に高い付加価値税を課すヨーロッパの税金制度に一石を投じるものである。

Taxing Art by Beta Tank

Beta Tankからの説明は以下の通りである。


Taxing Art(税制を知るための椅子)

 

これは、税金制度が創造性や技術革新に及ぼす影響について検証するプロジェクトです。Beta Tankは、これまでにドイツの税金制度に関する規約を反映する一連の作品を制作してきました。この度、Design Miami/BaselがW Hotels Designer the Future Award向けに依頼した椅子(Galila Gelb)は、芸術品と商品の違いを、ドイツにおける付加価値税率という見地から検証したものです。この椅子は、表面全体にピラミッドの形が現れると、非実用的な芸術品の範疇に入り、付加価値税は低く設定され、税率7%で販売することができます。しかし、ピラミッドの形が消え、表面全体が平らになった瞬間に法律上商品の範疇に入るため、通常通り19%の付加価値税率で販売されることになります。

Taxing Art by Beta Tank

 

ヨーロッパの付加価値税に関する協定では、各国が付加価値税率を自由に適用できる枠組みが設定されています。そのため、芸術品、骨董品、商品の厳密な区別が必要になります。実際に、EU各国では、独自に減税や免税措置を様々な産業分野に適用しています。これによって社会や文化の促進が期待されるからです。Beta Tankが制作したこれらの作品によって、日常的にデザインの構築過程に関わってくるドイツの付加価値税率法をよりよく理解することができるのです。

 

この展示会は、今月9日にベルリンの DMY Design Galleryで行われます。

 

投稿/キャサリン・ウォーマン

翻訳/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨

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