
「RGB」と呼ばれるこれらのウォールペーパーは赤、緑、黄色、青の色で画像が重ねられて
印刷されているのが特徴的である。

それぞれのレイヤーの画像は異なる色の光で照らされると浮き出てくる。

この作品はイタリアのブランド、 Jannelli & Volpi のために今年始めに作成され、展覧会は2011年2月10日まで開催予定。

写真撮影:Alvise Vivenza。
以下の情報はデザイン事務所より。
Carnovskyによる RGB - Color est e pluribus unus
「RGB」は「表層の深さ」を探求するための作品です。「RGB」の作品は異なる色彩の刺激によって変異および相互作用を起こす表層を作ります。

「RGB」のテクニックは、3種類のイメージをそれぞれ原色で重ね合わせて構成されています。この3つのレベルの重複画像から得られたイメージは予期せぬものであり、混乱させるものです。色は混ぜこぜで、線と輪郭はお互いに絡み合い、夢を見ているように完全に明確ではありません。色彩のフィルター(薄いまたは透明な素材)を通して、構図されたイメージのレイヤーを明確に見ることができます。フィルターの色は赤、緑、青で、それぞれの色が3つのレベルの1つを浮き立たせます。

ベルリンのDirektorenhausで行なわれるCarnovskyのエキシビションは、プリント画を通して、大きいものから小さいもの、建築的スケールからオブジェ的なものという、3つの異なるスケールで構成されています。建築的レベルの作品に関しては、ギャラリーの部屋の1つにウォールペーパーとして作られた大規模なインスタレーションが着色された照明と一緒に設置されました。これはいわば現代的なテクノロジーによって作られた「フレスコ画」であり、しかしながらこれらは静止していない「フレスコ画」で、変化とゆらぎのなかで断絶的な動きによって雰囲気を作り出します。

表現されている主題は「起源の混沌」からの絶え間ない形態の変換を意図したメタフォーシスという古典的なテーマです。この目的のために、500から700ものなかから素晴らしいヨーロッパの博物学に関するテキストの刻版印刷から取りかかり、Aldrovandi から Ruysch、Linneus からBonnaterre まで、さまざまな自然界のモチーフでカタログのようなものを制作しました。

カタログはいわゆる現代の感覚における分類的または科学的な狙いはもっておらず、むしろ中世の動物寓話集がしたように現実と空想、真実と真実らしい状況の分類を意図しています。

インスタレーション以外に、伝統的なトランプカードのテーマに沿った新しい限定版「RGB」の作品も紹介されました。作品には「RGB」トランプひと組と「騎手」の平板印刷のシリーズが含まれます。それぞれのカードには3種類のトランプの画像が印刷されています。色の重なりが何の図柄が印刷されているのかわからないように、形態をごちゃ混ぜにしています。でもこの不可解なものは着色フィルターの1つを使うだけで見えるようになります。

Johanssen Gallery、Direktorenhaus、ベルリン
2010年11月5日〜2011年2月10日開催
See also:
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