
「Microclimates」(マイクロクライメイツ)と呼ばれるこのまゆのようなポッドは、地元で採れる砂とマグネシウムの結合剤を混ぜて何層にも重ね、巨大なラピッドプロトタイピングマシンにて造形される。

多孔質材から蒸発する水分は砂の温度を下げ、それぞれのポッドを流れるので同時に空気を冷やす。

複雑な内部構造は効率的にこの熱交換が行なわれるように大きな表面積を形成する。

このプロジェクトはドバイのギャラリー及び studio Traffic のためにデザインされた。

Dezeen 内の PostlerFerguson に関する記事はこちら。

デザイン事務所からの説明は以下の通り。
Microclimates/Postlerferguson 2010
文明の最も古代地域の1つであるドバイでここ数十年間に起こった、都市のエネルギーとテクノロジーの精巧化には目を見張るものがあります。ドバイの建築はその意匠のみならず、それを実現させるために起用される建設技術の飛躍にも、非常に驚かされるばかりです。
我々のプロポーザルは、超現代的で今日のグローバルシティと古代ドバイの遺跡である伝統建築技術の両方を引用しています。「Microclimates」は単なるインスタレーションではなく、新しい公共空間を作るために何度も何度も再利用できる建築的言語なのです。伝統的イスラム建築は、masharabiya(木製スクリーン)や風の塔そして土壁などのエレメントを用いて光と風の流れを注意深く制御することで、過酷な砂漠気候においても持続可能な建築です。
「Microclimates」はマグネシウムをもとにした結合剤と地元で採れる砂を混ぜて、何層にも重ねられて作られています。カスタム・ソフトウェアを使用した、「Microclimates」は地元産の砂で建てられた masharabiya を巨大なラピッドプロトタイピングマシンで3次元に解釈したものをベースとしています。それは、気化冷却で空気がこのポッドを通り抜けながら巨大な内部の表面積が効率的に空気を制御する複雑な内部構造をしています。
これらの古代の建築エレメントの背後にある原理と最新のコンピュータ支援型生産技術を組み合わせ、新しい建設工法を作り上げることができます。それは伝統的建物の美的および持続可能な利益を利用して、ドバイにおける21世紀の建築が達成することができるであろう現代のビジョンを実現するのです。
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