
イスラエルのオフィス、Chyutin Architects が、イスラエルのハイファにあるマウント・カルメルの山腹から突き出したスチューデント・センターをハイファ大学(University of Haifa)のために完成させた。

この建物は2つの分かれた部分から成りたつ。1つは学生会館を収容する4階建ての建物、もう1つは学部長室のある2階建てのキャンティレバー構造の建物。

コンクリート造の学生会館は扇形を形成する階段状の外部テラスよりそれぞれの階にアクセスできる。

下階建物のテラスと金属板仕上げの学部長室の屋根を山麓が見渡すことのできる木製デッキが覆っている。

こちらもご覧下さい: Museum of Tolerance Jerusalem by Chyutin Architects

写真撮影:Amit Giron

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以下の説明は建築事務所より。
ハイファ大学スチューデント・センター、ハイファ大学、イスラエル
ハイファ大学はこの地中海都市の湾岸を見渡すマウント・カルメルの尾根の突起部に建っています。
スチューデント・センターの建設用に選ばれた敷地は湾岸および深い山麓を見下ろし、急斜面の地形になっています。

建物の上部は、ちょうど敷地で行き止まりになっているキャンパス全体を通して伸びる景観道路に隣接しています。景色を妨げないように、建物の屋根はこの景観道路の高さより低い位置で設定しなければなりませんでした。

建物の設計に際して2つの主な目標を達成することを目指しました。1つの観点として周囲の自然環境に建物を融合させること、他の観点として機能性の明確さがあげられます。

この明確さは2つの主要な活動を分けることで達成できました。空間、ボリュームそして運営機関の異なる特性の学生部長のオフィスと学生会館を2つのウィングに収めました。

学生部長用ウィングは2階建ての長方形をした角柱で、眺望に突き出して、地形の軸に垂直に建っています。この建物の屋根は景観道路の延長としての役割を果たし、その先端には展望デッキが設けられています。

学生会館用ウィングは半分地中に埋まった4階建ての段状構造で、扇形をしています。そして長いガラス張りのファサードが景色に向かって延びています。上階にはオフィスが、下階には公共の活動の場が設けられています。

テラス状のウィングのガーデンルーフは隣接する山の地形と融合しています。

2つのウィングの間の外部の階段状の通路は、屋根無しの下降経路で様々な階に外部から出入りするのを可能にします。

階段状通路は、ハイファの街の特徴である伝統的なテラス状建築に対するオマージュです。

建物の内部階段は外部階段の下を並行に延びており、4階それぞれのロビーをつなげています。

建物の仕上げ材料は、包括する2つのウィング間の関係性を表現しています。

浮遊する学部長用ウィングは金属板で覆われており、粗野なテラス壁はコンクリートの打ちっぱなしとなっています。

浮遊するウィングの屋根とテラスガーデンに続く外部の階段状通路はウッドデッキで舗装されています。

2つのウィングをひとつの包括的な建築的構成に統括しながら、テラスは浮遊するウィングの下に広がり、地形に向かって消失していきます。

建築事務所:Chyutin Architects Ltd.
立地:ハイファ、イスラエル
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施主:ハイファ大学
チーム:Bracha Chyutin、Michael Chyutin、Ethel Rozenhek、Joseph Perez
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面積:6200 平方メートル
工事期:2010年
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※敬称略
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