
「Fittings」(建築備品)と呼ばれるこの衣服の数々はジャージーもしくはフエルト素材でできており、手すりやボルトまたはラチス(格子状の板)などが付けられている。

写真掲載は Herman Haye & Nikitas Almpanis の厚意によるもの。

Sahai からの詳しい情報は以下の通り。
平凡における非平凡性を明らかにするという概念に関連して、わたしのコレクションである「FITTINGS」は、本来(ファッション)デザインの領域にて用いられることのない、手すりやボルト、ラチスなど建築的なシンプルなオブジェクトのコンテクストを徹底的に変換することを意図しながら、オブジェクト性を賞賛するものです。

これらの建築備品の機能性を再発明し、ファッションコレクションに使用することで、それらの訴えるメッセージが明確に理解されるでしょう。

ステレオタイプの性の役割というアイデアを扱うことによってこのプロジェクトは達成されています。

通常、男性的なものと見なされるフィッティングス(建築付属品)を今回は女性服のコレクションに用いています。ジャージーとフエルトの組み合わせなどの素材の使用によって現れる曖昧な地位を誇示し、また頑固な男性と従順な女性という、男らしさと女らしさの古くさい区別を表現しています。

衣服における建築付属品を戦略的に並べることによるユーモアと驚きの要素を吹き込むことを試みました。

ファッションデザイナーとして修行し、また皮革製品のデザインを専門にしているにもかかわらず、私のデザイン作業はむしろ建築やプロダクトデザインによって駆り立てられるので、自分自身をファッションデザイナーとは思っていません。

わたしは常に(ファッション)デザインの領域からさらに離れたところでインスピレーションを模索し、比較を導き、類似性を見つけ、相違に問いかけ、関係性を探求し、それらのコンテクストを再定義し、実体の役割および関連性のなかで再配置を行います。
※敬称略



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翻訳者:寿藤美智子
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