designmagazine dezeen

ワールドワイドなデザインシーンを伝えるUK発のデザインWEBマガジン「dezeen.com」からセレクトしたデザインニュースの日本語訳版。当コンテンツの掲載内容・記事・写真の著作権は、コチラをご覧ください。RSS

h220430 による「ラバー・スツール」

Rubber Stool by h220430


日本のデザインスタジオ、h220430 が再生ゴムを利用したスツールを制作した。

Rubber Stool by h220430


このスツールはひと固まりのゴムを曲げて作ったものであり、脚部を一カ所に集めてボルト締めしてある。


Rubber Stool by h220430

必要のない時は、丸めて収納することができる。


Rubber Stool by h220430

デザイナーからの説明は以下の通り。


今回我々が目指したのは、機能的でデザインでもマーケティングのためのデザインでもなく、ひとつの「チャンス」を生産するためのデザインでした。単なるモノの原形だけをデザインするのではなく、モノの中にあるメッセージから派生する第二のコミュニケーションをデザインしたかったのです。長い間どこででも広く使われているゴムに関しては、この素材の研究と開発が材料工学の進歩とともに前進しています。今日、人工の合成ゴムは一般的になり、この分野においては非常に活躍しています。


Rubber Stool by h220430


一方天然ゴムの需要は、その物理性とコスト面で合成ゴムより優れているため、ますます増加しています。このことが大規模なゴムの木の植樹を増大させており、森林伐採における環境破壊が主に東南アジアでひどくなっています。再生ゴムを利用することを、このような状況を改善するためのアプローチのひとつとして提案するのですが、このアプローチはなかなか進歩しません。我々はこの状況を考慮しつつ、再生ゴムでスツールを作りました。


Rubber Stool by h220430


Size: W 320×D 320×H 400

このスツールはひと固まりのゴムプレートを曲げ、脚部をボルトで留めるといった非常にシンプルな構造ですが、このスツールの形態は想像以上にエレガントでゴムの弾性によって快適なクッション性を持ち合わせています。この「ラバー・スツール」が再生ゴムの使用法の一つとして広く使われ、ゴムを生産するために起きている森林伐採の現状に人々が気づくきっかけとなることを願っています。

サイズ:幅320 x 奥行320 x 高さ400


See also:

こちらもご覧下さい。

.

Knotted by Judith van den Boom and Sharon Geschiere Rubber House by Zeinstra van Gelderen architecten M2 by Milev
Architects


翻訳者:寿藤美智子
Dezeenオリジナル記事はこちら


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.design-channel.jp/mt/admin/mt-tb.cgi/769

コメントする

 

このページのトップへ

当サイトに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright 2009 DESIGN ASSOCIATION NPO. All Rights Reserved.