
「4am」という名のこのパビリオンは、ひだのよった一枚のリネンが香りのする軟木材フレーム製の壁と天井を覆っている。

来場者はパビリオンの階段を半踊り場まで上り、そしてほとんどすぐに下りて来る。

このプロジェクトはヴェネチアのジャルニーディにあるパラッツオ・デルラ・エスポジツィオーネに展示されている。

ヴェネチア建築ビエンナーレは11月21日まで開催中。

写真撮影:アリス・クレンシー(Alice Clancy)。
ヴェネチア建築ビエンナーレ2010に関する全てのDezeen記事の参照はこちらから。

以下の説明は建築事務所より。
dePaor アーキテクツがヴェネチアのジャルニーディにあるパラッツオ・デルラ・エスポジツィオーネにて、「4am」という名のひだのよったリネンとラベンダーの香りを放つ軟木材で作られたフォーリー(装飾的もしくは無意味な構造体)を展示します。このプロジェクトは自らの影絵芝居として、2つの提示された主題的オブジェクトの狭間の識閾空間を構成します。
「この地点から先は、私は建築をものごとの展開を許可する手段とみなすようになった。」A.ロッシ、『科学的自伝』より
四角形の投影面積は楽園でのアダムの家の影を象っています。四角形の平面計画は、広げることの困難な風土性を超えた経済的な思索を示します。アプローチは傾斜、もしくは平坦でありその場を要求します。切り取られたピラミッド状屋根は切り妻屋根および前後の政略を否定します。

内外部の間で減少した連続性はあちこちで起こる遭遇を増大させます。使えるものと奉仕されるものの策略と戦略が室内計画を区分します。途中の踊り場では何も起こりません。
「(ほとんどの場合私が知らない間に)私を強く突き動かす変換され置き換えられたイメージ、印象、出来事、私が感じる形態は、たとえ、私がそれらを特定できず、また私にとって非常に厄介であるにもかかわらず、密接に私自身に関係している。」
A.ジャコメッティ、『午前4時の宮殿』(The Palace at 4 am)
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図面の著作権はdePaor アーキテクツに帰属
「4am」はデューラー(Dürer)が1514年に制作した「Melancholia I」後のハイロとヘデラ、陰影と石の間に設けられています。「4am」では空調ダクトは、下るために上昇する宮殿内の避難経路に取り付けられたくの字形階段を汚すでしょう。2 x 4 インチ角の平べったいラベンダーの香りのする軟木材のクリベッジ(ゲーム遊びの一種)は角400mm の中心でくっつけられ、ねじで留められています。横梁の下では、600スレッドカウントのひだのよったリネンが「4am」の家の羊毛糸を封じ込めています。
「ワードローブはリネンで満たされている。私が解き放つことのできる月光さえある。」
A.ブレトン、『白髪の拳銃』
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クレジットリスト:
プロジェクト名:「4am」
構造:2 x 4 インチ角の平らなラベンダーの香りの軟木材、リネン、麻、石灰岩、ガラス
建築事務所名:dePaor アーキテクツ
拠点:アイルランド、ダブリン
最高責任者:T. dePaor
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協力者:
建築部門: A. Hofheinz
施工:R. Cullen
リネン材:J. Shields, K. McQuade (Classic Curtains), J. Devlin, P. Maybury
芳香担当:D. Cox
ヘドラ:J. Ellis
ハイロ:S. Walker
麻材:T.C. Matthews
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ハイロはムラノにあるベレンゴ・スタジオに制作依頼。
ヘドラはDunbeakinのSligo州のバトラーのグローブ石灰岩から直接掘り出したもの。
ラベンダーはKilmacanogueのWicklow州にあるフレグランス・オブ・アイルランドによって栽培されたもの。
リネンはKvadratによって用意されたもの。
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