

スタジオXAGによって企画された「ハンズ・オン:よみがえるデザイン」(Hands On: Design Brought to Life)と呼ばれるこの展示は、ホルボーンにある通りに面した正面がガラスの新しいアート・ギャラリーで開催されている。

内装は人形の家を大きくした応接間で行われているティーパーティーを連想させるもので、2010年10月29日まで公開されている。

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デザイナーからの詳細は以下の通りである。
「ハンズ・オン:よみがえるデザイン」
スタジオXAG が皆さんを応接間にご招待いたします。
21世紀の近代的なギャラリーに変身した牧歌的なエドワード調の応接間は、通りに面していて、道行く人はその魅惑的な内装を眺めることが出来ます。今年のロンドン・デザイン・フェスティバルでは、スタジオXAGとロンドン芸術大学が共同して、皆さんを魅力溢れる段ボールの家に改装されたアート・ギャラリーにご招待します。扉は9月16日に開かれました。
幼小の頃思い描いた風変りな人形の家の応接間が、スタジオXAGの手により実物大の応接間に生まれ変わります。通りに面したギャラリーのガラス越しに、奇妙な品々で満ちた熱狂的なティーパーティーをイメージしたデザインが望まれます。このささやかな気品溢れるパーティーに参加して頂ければ、知らぬ間に観客としてではなく役者として、この独特な雰囲気を味わって頂くことができます。
混沌とした室内には、ヘクター・マメット氏の実用性に欠ける無骨な傾いた椅子が何気なく壁に立てかけられ、その一方でデイビッド・クラーク氏の悪魔を連想させる血のりの付いたスプーンは文字通り恐怖心を掻き立てます。カネコレイコ氏による洒落たDrip Teas & Lip Teaseのカップ類は清涼感を生み出す一方で、付着した24カラットの金色の口紅や紅茶の滴の跡によって、つい先程まで使われていたという現実的な雰囲気を醸し出します。
この古風な雰囲気に浸ることを拒むかのように天井から吊り下げられた巨大な両手は、手工芸を目玉とする展示会に最も相応しいモチーフと言えます。伝統的な暖炉や床板、さらに鎧戸が取り付けられたサッシに至るまで、スタジオXAGは工芸素材を巧みに利用して内装を復元しています。実物と変わらぬ大きさや素材の調度品が、超現実的な雰囲気を生み出します。
今回の野心的なプロジェクトに関してスタジオXAGは次のように述べています。「自分の手で物を作るという古き良き時代への思いが、段ボールの小さな部屋という発想にたどり着きました。それを風変りな家具や調度品を備えた実物大の応接間に改装し、上品なトロンポ・ルイユの食器類を並べることで、遊び心を持ったティーパーティーの雰囲気を高めているのです。」
「ハンズ・オン」を構成している品々は、どれもロンドン芸術大学の卒業生によって制作された創造性豊かな作品です。限定版の出版物や個性的な作品は、アート・ギャラリーだけで手に入る品です。「ハンズ・オン」を手がけたデザイナーは次の方々です。 Reiko Kaneko、Cemel Otek、David Clarke、Julie Spurgeon、Robert Dawson、Laura Plant、Debbie Lawson、Hektor Mamet、Christian Newton、Joe Ferrari、Sung Kug Kim、Elisa Strosyk、Anna Sudbina、Bodo Sperlein
学際的なデザインスタジオXAGは、セントラル・セント・マーチンズの卒業生である ザビエル・シェリフとジェンマ・ルーズの両氏によって2009年に設立されました。コンサルタント業や芸術指導からイラストや舞台の小道具に至るまで幅広い分野で活躍するスタジオXAGの顧客には、Odille, Bertie、Diesel, Oasis、Whistles and Agent Provocateurなどが名を連ねています。.
「ハンズ・オン」はロンドン芸術大学主催の企画であると同時に、2010年ロンドン・デザイン・フェスティバルのイベントでもあります。これは、現在ホルボーンにあるアート・ギャラリーがウエストエンドにあるロンドン芸術大学の本部から移転して以来初めてとなる展示会で、Peter Doig、Gavin Turk、Sarah Lucas、 Chris Ofili、Peter Blake、John Keane、Poppy de Villeneuve、Annie Kevans、Tom Hunter、Martin Creedを始め何百人もの著名な芸術家やロンドン芸術大学出身の若手芸術家を輩出してきた名門のギャラリーです。
開催期間:2010年9月16日~10月29日(月曜日~金曜日午前11時―午後6時)
主催:アート・ギャラリー/ロンドン芸術大学の
所在地:272 High Holborn, WC1V 7EY
投稿/ローズ・エサリントン
翻訳/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨
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