
渦巻くコンクリートの小道は砕いた再生ガラスを樹脂で固めたものでコーティングされており、丈夫な植物の花壇は道路から廃棄された材料を砕いて縁取られている。

以前は市の厚生局が所有する地下室のあった敷地に建つラ・パッツ老人ホームの外部空間が作られた。

写真撮影:ミゲル・デ・グズマン氏

建築事務所からの説明は以下の通り。
ラ・パッツ老人ホームの庭園
最初の課題はマドリッド地方厚生局の古い建物である地下貯蔵室の解体でした。しかしながらこの敷地を老人ホーム「ラ・パッツ」の一部として使用することで、必要最小限の要素と非常に低予算で小さな庭園を作ることが可能になりました。
人為的に自然を操作された庭園というものは、自然の拡散的そして多様な特性の間での、そして巧妙な明快さと統合の狭間での奇妙なバランスにおいてその美しさを見いだすと認識しています。植栽と小道のデザインにおいて、そのコントラストを強調するために明瞭な構成を考えました。拡大した落書きの一種のように、曲がりくねった形をつくる異なる色のグラデーションの連続が植栽・排水路・小道という3つのタイプの地面を形成しています。

植栽はそれ自身の強さ(荒天候や都心部の汚染に対抗する)と少量の水分で育つことを考慮して選定されました。この理由によって選んだのが、ラベンダー、サルビア、カリステモン、ウシノケグザです。
自然環境の悪化に立ち向かうのと同様の理由で、再生材を可能な限りに使用しました。従って鉄筋コンクリートの下に使用する通常の砂利の代わりに砕いた再生コンクリートを使用しました。雨が降った場合に表面が滑らないように粗く仕上げるために再生ガラスを樹脂と混ぜたもの(これは予期しない明るさと玉虫色を日光によって発します)を利用し、排水目的のために小道と植栽の間に解体した道路から回収したマテリアルを砕いて、暗色の砂利として敷きました。
See also:
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