

マドゥル・オヤの「ホリディ・カバナ」(Holiday Cabana)はスリランカ人建築家のダミット・プレマティレイク(Damith Prematilake)氏によって設計され、遠くに山を望む湖に面してジャングルに取り囲まれた軍隊訓練キャンプ内に建っている。

この建物は兵器格納箱からの木材や鉄道の枕木など、近隣で見つけられた材料のみで作られている。

中佐の要望で建てられたこの宿泊所は熟練の職人ではなく、建築家の指示のもとに兵士たちによって建てられた。

全ての写真撮影:ローガン・マックドゥガル・ポープ氏。

建築家からの詳しい説明は以下の通り。
マドゥル・オヤに建つ「ホリディ・カバナ」
当建築家はスリランカ軍隊の特殊部隊訓練学校のある「マドゥル・オヤ」軍隊キャンプでこの再生プロジェクトを手がけました。キャンプはジャングルに囲まれ、マドゥル・オヤの湖が正面に広がっています。

建築家とクライアントが湖畔近くにおける再生プロジェクトに関して話し合う間、クライアントは周囲に存在する静穏さについて話すことを忘れませんでした。建築上、湖畔でリラックスできる場所を強調する必要性を示しながら、議論は理想主義者のもとでとり行われました。
戦争後に捨てられたいくつかのコンテナがありました。それらは使われることもなく、ただ横たわっていました。広々とした内部空間を持つそのコンテナは、創造的な空間の一部としてそれらを利用しつつ建築的装置を設計するという素晴しい機会を建築家に与えたわけです。
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コンセプト的なスケッチは、周囲に既に存在する自然な要素と人工的な材料を全て考慮しながら、建築家によって作成されました。クライアントには、古い防空壕や兵器格納箱に用いられているような細長い材木や、H鋼や鉄筋、いらなくなった鉄道の枕木を内部と外部空間を作るために探すようアドバイスしました。プロジェクトの狙いは周囲の環境に既存する可能な資源を用いて空間を作ることでした。
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しかしこの計画で最もやりがいのあった課題は、既存の自然環境を遮ったり、破壊せずに訪問者がこの自然環境と空間を体験できるような宿泊所を作り出すことでした。さらに、このプロジェクトを請け負う熟練した建設チームなどおらず、実際に建設するためにいたのはキャンプ内の兵士たちだけでした。建築家は兵士たちが想像における抽象観念を現実に置き換えることができるようにしなければなりませんでした。
最終的にマドゥル・オヤに建つ「ホリディ・カバナ」は、まことしやかな静寂と平穏に満ちた、リラックスできる質素な休暇を求めている旅行者にとって理想的な目的地となりました。
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マドゥル・オヤに建つ「ホリディ・カバナ」
代表建築家:ダミット・プレマティカケ
アソシエイト・デザイナー:アニル・アルンプラ
計画総面積:65平方メートル
計画期間:1ヶ月
施主:チャンディマル・パイリス中佐(スリランカ・キャンプ−マドゥル・オヤ)
(敬称略)
See also:
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Cop15 pavilion by MAPT |







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