
中庭を囲む建物は、全ての教室がオープン設計になっている。

色彩豊かな光が溢れる廊下などの共有部とは対照的に、教室の窓には透明のガラスを使用している。

Alejandro Muñoz Miranda氏からの説明は以下の通りである。

アンダルシア州グラナダ県にある保育施設EN EL CHAPARRAL
このプロジェクトでは、建物内部の空間を部分的に圧縮や拡張させることで、変化に富む壁や天井が生まれます。

天井や壁は、(廊下、使いやすいトイレ、教室、屋根付きの玄関、庭、そして屋外にある屋根付きの遊び場など)目的に応じて構造を変え、太陽の動きと縦長の傾斜がついた敷地によって、庭や屋根付きの遊び場に面した屋内の風景が刻々と変化します。

建物内部の圧縮・拡張効果は、縦横に連続して配置された空間によって一層際立ちます。横方向に配置された廊下、トイレ、教室、玄関、庭、さらに屋根付きの遊び場と、縦方向に配置された教室、寝室等により、変化に富んだ設計になっています。

このような空間の配置によって、教室の南側上部にある開放的な窓は、対角線上に位置し中庭に面した大きな窓がある北側の一階部分に閉鎖的な雰囲気を与えます。

南側にあるこれらの窓によって調節された光は、廊下や屋外にある屋根付きの遊び場などのような活気に溢れる場所に虹色(7色)の光となって影を落とします。教室には、南側の透明なガラス窓から光が差し込みます。

全部で7部屋ある教室は子供の年齢に応じた使い方ができるように工夫されていて、0歳から1歳までの子供と1歳から2歳までの子供用としてそれぞれ寝室付きの教室が2部屋ずつ、さらに2歳から3歳までの子供用に寝室のない教室が3部屋配置されています。

同じ年齢の子供たちが使う教室は、各教室の仕切りにガラスを使用し、部屋の上部を空間にすることで連続性を持たせ、グループ活動が出来るスペースを確保しています。

さらに、屋外にある屋根付きの遊び場を中心に全ての中核をなす施設が配置され、庭にある屋根付きの玄関を経て全ての教室にたどり着くことができます。各教室は、南側の廊下を挟んで屋根付きの遊び場に面し、東側にある台所や食堂、さらに事務所や体育館へは、一本の廊下で結ばれています。

巨大な白い外壁は、1950年代に植民地下にあったアルダルシア地区の村El Chaparralを彷彿させるに余りある建築となっています。
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投稿/ジョー・ミルズ
翻訳/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨
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