
「ミーキンズ・ロード」と名付けられたこのプロジェクトの特徴は、建物を取り囲む水平梁の木造骨組みにある。この構造によって、ベランダスペースが生みだされた。

周りの地面より一段低く四方を塀に囲まれた既存のエリアに設計された。屋外エリアを設けるには、そのような条件の敷地が必要だったのである。

主寝室はその他の住居スペースと池を介して隔離されており、それらはガラス窓のある通路によって結ばれている。

他の全寝室は、それぞれ専用庭園に面している。

建築家からのさらなる情報は以下のとおり。
「ミーキンズ・ロード」
オーストラリア・ビクトリア州・フリンダース
ビクトリア州沿岸の100エーカーに渡る敷地には、樹齢100年の杉の木々を除いて全く草木がありませんでした。

風が吹きさらす環境下でも使用に耐え得る屋外エリアを早急に設けるため、周りの地面より一段低くて四方を塀に囲まれた場所に設計されました。

訪問者は、まず、美しく整えられた車寄せのある円形の広大な低地へ足を踏み入れます。そして石の階段を登ると、玄関スペースを含む最初の庭園が目の前に広がります。

この建物の裏側には私道が控えています。建築物を通り抜けることにより、その構造の複雑性が徐々に明らかになっていきます。

人工の水辺のある風景を介して、書斎のある主寝室はメインハウスと分け隔てられています。それらはガラス窓のある通路によって結ばれています。

もう一方の棟の来客用寝室やアトリエは中庭に面しています。建物内から中庭に視線を向けても、また中庭側から建物を眺めても、そこにはそれぞれ独自の田舎の風景が広がっています。

この地域の農家の伝統的な建築様式であるラップアラウンド(建物を取り囲む形態)のベランダの影響を受けて、鋼鉄と木材の広範囲に及ぶ骨組みがデザインされました。

堂々たる素晴らしい鋼鉄と木材の門型フレームのおかげで、建物内から牧歌的な田舎の風景を捉えることができます。

場所:ビクトリア州・フリンダース
設計:2001年

建築:2002年
構造:Suspended & in-situ concrete
敷地面積:100エーカー
建坪:560平方メートル

ランドスケーピング:B.E.Architecture & Craig Eldridge Design



投稿 / キャサリン・ウォーマン
翻訳 / ハートフル・ジャパン 福田美和
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