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Comoco Architectsによる「Castelo Novo」


ここに掲載されているのは、ポルトガルのフンダオにある城内および周辺に、ポルトガル建築事務所のComoco Architectsによって設計された歩道を付設したビジターセンターの写真。

「Castelo Novo」の増築は来訪者を城を通って教会広場からメインタワーにあるマルチメディアディスプレイが設けられた鉄鋼製の箱空間へと導く歩行者専用路やスロープ、階段からなる。


折りたたみ可能な外壁をもつ長方形の構造体が古城からさらに丘を下りたところに位置し、ここから歩道が始まる。


写真撮影:Fernando and Sergio Guerra


建築事務所からの説明は以下の通り。



このプロジェクトの概要では「Castelo Novo」の古城とその周辺の保護と物価安定政策を要求していました。さらに人々や来訪客が永久的な場所として楽しめるような空間を作ることが提案されていました。


これらの要求に答えるために、デザイン上の解決策として固定的な境界線が無く、有機的に既存の建物と無関係に機能するけれどもそれらを支えるものとして利用しながら「本体」を作り上げました。建物は連続する抽象的なオブジェクトとして、ユニークかつ具体的な目的で認識されないように設計されました。


この構造体は敷地の特性によって変化します。教会広場においてはそれは限界を定義するボリュームとして働く一方、城壁内においてはその形態はスロープと階段によって舗道の層に変換されます。そして金属構造によって地面から吊られた歩行者専用通路として機能します。


この解決策によって見学者は発掘物を傷つけることなく鑑賞できます。内部にマルチメディアルームを持つ「スチールボックス」が挿入された古城のメインタワーで歩行者路は終わります。


このボックス型構造体によって見学者は周辺のパノラマのような景色を楽しむことができるプラットフォームも設けられました。


構造体全ては軽量鉄骨構造を用いて建設され、この構造法によって明らかに既存の構造物から新しい構造体を区別しています。同時に作用の可逆性を可能にしています。



プロジェクトクレジット

敷地:Castelo Novo、フンダオ

施主:フンダオ市

建築:Luís Miguel Correia, Nelson Mota, Susana Constantino with Vanda Maldonado

期間:2003-2008年

面積:3650m2

構造エンジニア:Direcção-Geral dos Edifícios e Monumentos Nacionais (DGEMN)

建設業者:General Contractor: STAP - Reparação, Consolidação e Modificação de Estruturas, S.A.

ランドスケープ建築家:Serrasqueiro e Filhos, lda

写真:FG+SG - Fotografia de Arquitectura


翻訳/寿藤美智子


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