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Butler Rogers Baskettが設計した名門私立学校の礼拝堂 Johnson Chapel

ニューヨークに拠点を置く建築事務所Butler Rogers Baskett Architectsは、ニューヨーク市内にある学校の礼拝堂を改築したことが評価され、AIA New York 2010 Design Awardを受賞した。

 

ジョンソン・チャペルと呼ばれる礼拝堂は、天井にある細い溝から日光が差し込み、木製のパネル板を使った片側の2面には、ドア、座席、収納スペースが組み込まれている。

Butler Rogers Baskettからの説明は以下の通りである。

 

 



BUTLER ROGERS BASKETT ARCHITECTSが手がけたニューヨーク市のトリニティ・スクール礼拝堂改築。

 

Butler Rogers Baskett Architects (BRB)が改装を手掛けたジョンソン・チャペルは、ニューヨーク市マンハッタン地区西側にある300年の歴史を誇る共学の名門私立中学・高等学校、トリニティ・スクール内にあります。1,000平方メートルの広さを持つこの礼拝堂では、通常の礼拝以外に、式典、宗教の授業、さらに様々な宗教家たちによる公演などが行われます。ジョンソン・チャペルは、慌ただしい学校生活の中にある憩いの場と言えます。

 


BUTLER ROGERS BASKETT ARCHITECTSが手がけたニューヨーク市のトリニティ・スクール礼拝堂改築。

 

Butler Rogers Baskett Architects (BRB)が改装を手掛けたジョンソン・チャペルは、ニューヨーク市マンハッタン地区西側にある300年の歴史を誇る共学の名門私立中学・高等学校、トリニティ・スクール内にあります。1,000平方メートルの広さを持つこの礼拝堂では、通常の礼拝以外に、式典、宗教の授業、さらに様々な宗教家たちによる公演などが行われます。ジョンソン・チャペルは、慌ただしい学校生活の中にある憩いの場と言えます。

この改装に当たり、Butler Rogers Baskett Architects (BRB)が重視したことは、静寂、優雅、融合を取り込むことでした。北側の壁の明かり取りから差し込む自然な光は、室内の隅々を照らします。一日を通して常に変化するキャンバスのような壁を通して、朝の柔らかい光が真昼には鮮明な影を落とし、午後になると鮮やかな光となっていきます。この明かり取りは床に影を落とし、その周囲にある河原の石や、水がわき出る石の噴水が、背後にある鮮明な白色の壁に、模様、影、音、そして様々な効果を添えます。周囲の壁から独立した天井板は、柔らかい光に照らされて、雲のような印象を与えます。このデザインは、天井から照明、パネル、拡散器、煙探知機などの設備を一切外すことによって、より一層効果的になります。この雲のようなイメージは、室内の光を集め聖餐台を照らす大きな光錐によって一変します。



置換換気方式の空調設備によって、非常に緩やかな流れの快適な空気が、河原の石を並べた床の片側から湧き出て、あたかもお湯が浴槽を満たすかのように、室内全体に充満します。この「使用済みになった」空気は、天井の片側にある開口部より排出され、拡散器や格子のような目立つ設備を使わない衛生的で効率の良い静かな空調設備が完成します。




ドア、座席、照明、賛美歌集用の棚、音響設備等は、室内の2面を覆う長い壁の中に収納されています。カエデをあしらったリボンは、非常に鮮明な漆喰の壁とは対照的に、温かく、親しみのある雰囲気を出します。クルミ材の床、白い河原の石、黒光りする鋼鉄製の装飾などから生まれる色彩は、地元出身の画家であるクリスティア・コザック氏がデザインによるものです。コザック氏はButler Rogers Baskett Architectsと共同で、5つの燭台とドアの取手を手作業で仕上げました。また、氏が自らの手で打った鋼鉄製の黒光りする十字架は、取り外しが可能で、聖具保管室にある特製の格子に簡単に掛けることができます。



2009年に完成したジョンソン・チャペルは、今日まで礼拝はもとより、ヨガやピラティーズなどにも使用され、しばしば人々の憩いの場になっています。ここは宗教を問わずあらゆる人々を温かく迎えてくれる、静寂と明るさが見事に調和した神聖な場なのです。

ジョンソン・チャペル・プロジェクトチーム:RB Trinity

共同事業者:Robert Vuyosevich
プロジェクト・デザイナー:Mark Maljanian
プロジェクト・マネージャー:Joseph Zappulla

投稿/ローズ・エサリントン

翻訳/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨

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