
このインスタレーションは、信用危機到来によってデトロイトの町で差し押さえになって誰も住む人がいなくなった家の問題にスポットライトをあてている。

以下、ホルムとラデューンから寄せられたメッセージ:
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写真家グレゴリー・ホルムと建築家マシュー・ラデューンが、2009-2010年冬の建築インスタレーション・プロジェクトでコラボレーションしています。プロジェクトはデトロイトのいくつかの団体と協力しながら行なわれ、近隣コミュニティの整合性、資材の再利用、公共アート、社会的エンパワーメント、都市農園といったコンセプトを展開することを目的としています。現在の氷河期的住宅市場によって、デトロイトは全米の差し押さえ件数でトップとなっています。
アイスハウス・デトロイトでは、この現代の都市状況を引き合いに出し、デトロイト市内にある8万件の廃墟のひとつを購入して、再度文脈を与えています。氷点下で水を噴射すると、家は数日間そして数週間で氷の層が徐々に覆われていきます。氷の家は、ありふれた建築や都市との関連性から一旦解き放たれ、内省の時期を与えてくれます。
インスタレーションそのものとは別に、我々はファインアートのプリント、限定発行のアートブックと、この家の変遷とこうした苦難を乗り越えるために必要な法的、官僚的な妙策を記録した映画を製作するつもりです。
プロジェクトの終了後、私たちは人々と一緒になってこの家を取り壊し木材、メタル、ガラス、そしてセメントの基板を再利用することで、こうした廃材がゴミ捨て場に行くのを防ぎます。家を取り壊した後は、地元の都会人ファーマーがご近所野菜を作るために耕せるよう土地を寄付するつもりです、
To follow the progress of this project please view: The IceHouseDetroit Blog
このプロジェクトの経過は:ザ・アイスハウス・デトロイト・ブログ
アイスハウス・デトロイトは、グレゴリー・ホルムとマシュー・ラデューンによって考案され製作された大型アートワーク・シリーズの第一作です。これらの作品は、現代文化の本質を探求した時間ベースの建築インスタレーションです。最初の作品が起点となり、そこから写真や映像といった様々な媒体における探求が繰り広げられていきます。
翻訳者/ ハートフル・ジャパン 武田浩美
Dezeen記事(オリジナル)は、こちら。


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