
Milan 2010: フランスの建築家、ジャン・ヌーヴェル氏がイタリアの有名家具メーカー、メティス社向けにデザインしたオフィス用のシステム家具が、ゾーナ・トルトーナで開催されている「スーパースタジオ・ビュー」で公開されている。

「フック」と呼ばれるこのシステム家具には細長い金属板を使用し、継ぎ目が見えないようにデザインされている。

棚や収納スペースは、金属板に組み込まれた開口部に取り付ける。

Dezeenのジャン・ヌーヴェル氏に関する記事はこちら。
以下はメティス社からの説明である。
ジャン・ヌーヴェル氏に関して
ジャン・ヌーヴェル氏にとって「建築を創造すること」とは、それが建物や家具、または庭であろうとも、「建築家自身の創造力に文明や文化の価値観を取り入れること」に他ならないのです。それゆえ、氏が品物や家具、さらに建築をデザインする際に重視することは、機能性とそれを満たす「基本的なデザイン」なのです。

今を生きる建築家として、氏が用いた現代的な技法は、まさに時代を象徴するものです。氏がメティス社向けにデザインした「フック」は、この考え方から生まれました。

継ぎ目のない一枚の壁で構成されたジャン・ヌーヴェル氏の「フック」は、現代のオフィス環境をより便利で快適にするために、様々な付属品が取り付けられるよう随所に工夫を凝らしています。効率性に優れ、安全で環境面でも持続可能なユニットシステムこそが、メティス社の「こだわり」なのです。

デザイン:壁は縦横の継ぎ目を取り除いた、波状の一枚構造です。
斬新な機能:「フック」は従来の壁が果たしてきた単なる仕切りとは異なり、収納、整理、掲示、通信、補強などの多機能を備えています。
環境への配慮:100%リサイクル建材を利用した壁は、再利用することが可能です。

音響面での配慮:防音や吸音効果に優れています。
居住性:狭い場所でも理想的な温度と湿度が維持できます。
安全性:、防火、耐火性にも優れています。

「故ジャン・ブルーヴェ氏の作品に見られるような金属板を用いた壁は、継ぎ目を内側に隠すことによって、単なる仕切りではなく、まさに連続したシステム家具として機能を果たします。紙のような波状の表面には、規則的に穴が開けられ、ラッカー塗りが施されています。」ジャン・ヌーヴェル氏はこのように述べています。
投稿/ローズ・エサリントン
翻訳/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨
Dezeen記事(オリジナル)はこちら。

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