
「Entrance」と呼ばれるこのプロジェクトは、モノトーンなインテリアが特徴的で天井から扇のように広がって角張った線を作り出す電気コードの先端に電球がぶら下がっている。

角張ったディスプレイスタンドから天井に向かって三角形のボリュームが延びている。

それぞれのスタンドの一面は商品を照らすように発光する。

Square oneからの説明は以下の通り。
このプロジェクトのコンセプトは200㎡の空間を寓喩に変換する試みから生まれました。シュールな森、隠れ家、切り開かれた路にとどまる架空の動物たち。

したがってもったいぶったように聞こえるかもしれませんが、技術的、形式ばった成果物は見栄を張った材料や洗練されたシステムではなく、シンプルで非洗練された概念的なデザインへの正当なアプローチのままでなければなりません。

コンセプトを説明するのにできるだけ小さなグラフィックもしくは装飾的なエレメントを取り入れようとしました。機能的なオブジェはそうしなければなりません。これらのオブジェの形態はストーリーを語るべきなのです。

このプロジェクトに関する構築の特徴としては、実際使用したどのオブジェも既製品ではないということが上げられます。全てのアイテムはプロジェクトのもとで生産されました。

中央スペースのオブジェ(スタンド)の形と位置は、象徴的な商品を等しくディスプレイするための様々な方法を生み出すようにデザインされました。

これらのオブジェは動く三匹の動物たちを表現することによる形式解析より生まれました。

ほとんど極限的に最小限の動物的デザインと幾何学的形態で装飾的アプローチを減らそうと試みました。

非常に鋭い角度(ほとんどの垂直オブジェの角度は45度以下)の使用で、異なる角度から見られるオブジェの構成にダイナミズムが与えられ、これらのオブジェは違った外観を見せます。

空間性のない空間幾何学に対する閉じたボリュームよりも、むしろ二次元の殻のような折り紙みたいな常に変化するものが好きです。

照明システムでもある黒い電気コードでできた木々を表現するのに天井を使いました。
照明のソケットを隠す重りを利用して張られた黒いコードが天井に広がっています。

電気コード網の線はオブジェの仮想の居場所を作ります。ダイナミックな関係がぶら下がっている光の木々の束と三つのオブジェのそれぞれの立ち上がった方向性の間に生まれます。

試着ブースは森の真ん中の避難所に似ています。残りの空間に一種の「艶」のようなものを提案することによって、液晶ディスプレイ画面を搭載したメディアインターフェイスが個室の外壁に取り付けられました。アクセサリーやジュエリーを陳列するために、見た目はあちこちにランダムに置かれた、まるで床面から現れたような高さの異なる長方形のプリズムのオブジェを作りました。

シンプルでできるだけ安価な材料を使いました。家具類はポリウレタン塗装のMDFでできており、閉じた構造幾何学の方向からなる剛性をもつ非常に細い断面(4mm)の軽量金属構造で支えられています。

光の木々は黒い電気コード、省エネ電球、コード締め付けねじから成り立っています。電球ソケットを覆い、コードをぴんと張らせる重りは黒の静電塗装が施された金属パイプ片で作られています。アクセサリーを陳列するためのオブジェは黒色と透明のプレキシガラスでできています。

チーム:
Arh Adrian Cancer
Arh Sabin Dumitru
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