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Edhvのデバッグ


アイントホーフェンのデザイナー集団Edhvが、虫の動きを辿ったポスターのシリーズを発表した。


デバッグというタイトルのこのアートワークは、ワラジムシやコオロギといった虫の動きを追跡するソフトウェアを備えた実験機器を使って、グラフィックに落とし込む。


虫の種類、環境、進む路上に置かれた物体によってその動きのパターンは異なる。

このプロジェクトは、ベルギーのハセルトにあるZ33 Centre for Contemporary Art and Designで「デザイン・バイ・パフォーマンス」展の一環として、5月3日まで展示される。

写真:Kristof Vrancken

The following text is from Edhv:

以下はEdhvから:



デバッグ

Edhvでは現在、オーガニックで反応性のアイデンティティを開発しています。『ニューヨークのマテリアル・コネクションでの「For Bits 'n Pieces」という展示で我々は、虫の助けを借りてアートワークを印刷する実験機械を作りました。

 

どんな種類の虫の行動も、光の状況や通り道の障害といった、外的環境に影響されます。


つまり、大きさや本能、能力などによって虫の種類によって異なるルートや路を通るということです』。Edhv'sの機械はこうした虫の種類ごとの特定の動きをグラフィックへと変換し、それをポスターとして印刷します。


どれもがオンリー1です。ワラジムシの作ったポスターもあれば、コオロギの作ったものもあります。

「私たちは追跡ソフトウェアを使って、地図上にこれらの小さな虫たちの軌跡を書き込みました。

動きの複雑性により驚くべき結果がもたらされました」。デバッグはベルギーのハセルトにあるthe Center for Contemporary Art and Design Z33のデザイン・バイ・パフォーマンス展で次に展示されます。

オランダの町アイントホーフェンにあるデザイン事務所Edhvにとって、決められたルールや境界線は、それを打ち破り踏み越えることを歓迎する招待状に過ぎません。Edhvのデザイナーたちはどんなアイディアにも実現する自由を与えるべきだと主張するからです。


十分な時間をとること、また異なる見方やチーム構成を変えることが、そのプロセスに欠かせない要素となります。

「デザインするということは、いつデザインしないかを知ることでもあります。Edhvで我々は、どうやってデザインするかを考える以前にまずリサーチとコンセプトに集中します。

これによってプロセスの最後まですべての可能性が開かれることになり、驚くべき結果や劇的な転換、奇想天外な発見へとつながるのです。プロジェクトを開始したときは思っても見なかったような何かに出会うのです。

こうしたことは、コントロール要因や安全な路をあきらめて、未知の領域に足を踏み出すという勇気を得てこそ起こるのです。

エラー、失敗、偶然、そして欠陥は、我々の創造過程にとって欠かせない素材です」。


「私たちは自分たちを建築家として見たいのです。違いは、私たちが打ち立てるのは建物ではなく、アイデンティティだということです」。

翻訳者/ ハートフル・ジャパン 武田浩美

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