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スタジオ・フォルマファンタズマによる「アウタルキー(自給自足)」

ミラノ2010:今週ミラノで、アイントホーフェンのスタジオ・フォルマファンタズマが、穀物で作った道具、容器、食料のコレクションを展示する。 

「アウタルキー(自給自足)」と呼ばれるこのコレクションには、小麦粉、農業廃棄物、石灰岩からできたポットやランプなどが盛り込まれる。

材料を低温で焼いたり、自然乾燥させることで硬化させた後、野菜エキスで染色している。

デザイン事務所は箒メーカーやパン屋とコラボすることで、Spazio Rosana Orlandiでのインスタレーションを完成させることができた。


ミラノ2010の記事はスペシャル・カテゴリーを参照のこと

以下のテキストはデザイン事務所から寄せられたもの:



アウタルキー

シシリー島に伝わる民間伝承 "cene di San Giuseppe"にヒントを得た前回のプロジェクト「ベークド・アート」での材料とコンセプトを更に進化させたのが「アウタルキー」です。このインスタレーションでは、商品を生産するための自立的方法を提案し、食物を与え人間のニーズを満たす道具を作るために、自然が人々によって耕され、収穫され、処理される、自主的で穏やかな禁輸を定めるコミュニティの仮設シナリオが概説されています。「アウタルキー」は複雑ではない単純な、そして日々の暮らしに敬意を表しています。


インスタレーションでは、自然乾燥あるいは低温で焼いた機能的で丈夫な容器やランプのコレクションを、小麦粉70%、農業廃棄物20%、自然の石灰岩10%からなるバイオ素材を使って作り出しています。異なる野菜、スパイス、根を乾燥し、茹で、または濾過して作られる自然の染料が、異なる色合いを作り出します。


スタジオ・フォルマファンタズマは、イタリアのほうきメーカーGiuseppe Brunelloと、著名なフランスのパン屋Poilaneにインスタレーションの製作に加わってもらおうと、プロジェクト・ゲストとして招待しました。穀物のサトウモロコシが作品をつなぐ絆の役割を担っています。廃棄物をまったく排出しない申し分のない製造過程で、穀物が収穫され、道具、容器、そして食料を作るために利用されています。


インスタレーションは情報や知識が共有されるオープンスペースとして、リサーチにおける異なる段階を展示し、製品の素材や製造過程を説明しています。製品を展示する家具は、このプロジェクトで利用された製造及び乾燥方法に基いており、乾燥用オーブンと粉挽き器をフィーチャーしています。


「アウタルキー」は製品を作る代替策を提案し、そこでは持続可能でしかも複雑ではない解決策を探すために古くからの知恵が活用されています。


写真:スタジオ・フォルマファンタズマ

場所:Design Huis-Eindhoven

翻訳者/ ハートフル・ジャパン 武田浩美

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