designmagazine dezeen

ワールドワイドなデザインシーンを伝えるUK発のデザインWEBマガジン「dezeen.com」からセレクトしたデザインニュースの日本語訳版。当コンテンツの掲載内容・記事・写真の著作権は、コチラをご覧ください。RSS

b.e. Architectureが設計した青石の住宅57 Tivoli Road


オーストラリアのデザインスタジオb.e. Architecture がメルボルンに完成した住宅は、様々な大きさや厚さの玄武岩でできた外壁が特徴的だ。

 

57 Tivoli Roadと呼ばれるこの住宅は、傾斜のついた敷地の一角にあり、中庭を囲むように建てられている。

居間にある長さ6メートルの窓は可動式で、開けると町並みが眺められる。


内装の建材には主として木材が使われ、屋内の階段はカーブを描き、来客用の寝室は床から天井まで木材が広く使用されている。



以下は建築家からの説明である。

 


57 TIVOLI ROAD


Tivoli Road houseは個人の住宅で、様々な家が建ち並ぶ市の中心部の通りに面した一角という珍しい敷地内に建てられている。

 


この地区にある住宅景観を完成させるのに相応しい外観や建材を取り入れました。



通りに面した敷地の一角に建築されるため、人目や騒音から住宅を守り、居住者に安心感を与える構造が要求されます。


独立した建築としてのイメージを高めるために、外壁の建材には青石だけを使用しました。


青石は耐久性にすぐれ、劣化しにくい建材で、それを地元で調達することによってコストの削減につながりました。


ダイヤモンドを組み込んだ様々な厚さや幅の青石パネルを独自の工法で張り合わせた荒削りな模様が躍動感あふれる外壁を創造し、簡素で建材の特性を最大限に追求したこの住宅を一層魅力的なものにしています。



広範囲にわたり使用された青石とは対照的に、内装には依頼主の「木」に対する想いが込められ、外装の青石をと内装の木材がバランスを生み出します。


この住宅は床全面にユーカリの木材を使用し、それは来客用寝室の床から天井までを覆っています。アカシカの木を使って現代風に改造した2階に続くカーブを描いた階段は、伝統的ならせん状階段をイメージさせます。


建物に囲まれた明るい中庭によって敷地全体に日が差し込み、建物の外側にある庭は周囲の景観に溶け込みながら、同時にプライバシーを確保し、外界との接点を保ちます。



長さ6メートルの可動式窓によって、居間は町の景色を堪能できる広いテラスに生まれ変わり、市内中心部の狭い敷地とは別世界の快適な空間を創造します。


b.e. Architectureが手がけたプロジェクトでは、洗練された建築や吟味を尽くした建材が、職人芸を使って敷地や住宅のありとあらゆる面に反映されています。特に、時代を越えて建物が醸し出す風格は、巧妙な外装のデザインに顕著に現れています。

 


投稿/ローズ・エサリントン

翻訳/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨

Dezeen記事(オリジナル)はこちら

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.design-channel.jp/mt/admin/mt-tb.cgi/458

コメントする

 

このページのトップへ

当サイトに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright 2009 DESIGN ASSOCIATION NPO. All Rights Reserved.