
ループ式の歩道橋「Pasarela del Postiguet」は、半透明の複合材を使用している。

工事は来月から始まり、本年末に完成予定である。

デザインを手掛けたBgstudioからの説明は以下の通り:
このプロジェクトは、アリカンテ市内の海岸沿いにある遊歩道を結ぶ歩道橋を改築するものです。

海岸と市内の歴史的要所を結ぶこの歩道橋は、市の入り口に建設されるため、街のシンボルとしての役目も果たします。

私たちが考える改築構想には、歩道橋の外観を見直すことで、アリカンタ市がアピールする斬新で躍動感あふれる街のイメージに近づけるという目的があります。

既存の橋全体を新しい筒状の外殻で覆い、新たな橋を構築します。

半透明の外殻に芯を軽量化した樹脂とガラス繊維を基本にしたプラスチック複合材を使用し、歩道橋の下にLED照明システムを設置することにより、歩道橋全体の色調が変化します。
それによって、歩道橋は時間の経過とともに姿を変えるユニークなオブジェになります。

目を見張る外観もさることながら、建材として選ばれたこの新しい外殻は、この種の改築に非常に適した素材です。軽量で設置が容易であるばかりでなく、化学物質や重量に対して優れた耐久性を発揮します。

さらに、LEDを使用することで、従来の照明に比べてエネルギーの消費を大幅に抑えられるという点が、環境面でもこの市を代表する建築物に相応しいと言えます。

BGSTUDIOは、バレンシアを拠点に活動する建築家とデザイナーの集団です。私たちは、この組織を創造的な実験室と位置づけ、デザインと建築や環境の関わり方について様々な角度から追及しています。私たちが手がける全てのプロジェクトは、徹底した創造過程を経て構築され、そこには、メンバー1人1人の様々な立場からの意見が反映されています。
投稿/マーカス・フェアーズ
翻訳/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨
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