
「オーシャン・スコープ / OceanScope」呼ばれる展望台は、10度、30度、50度の勾配をもつ3つのコンテナーで構成されている。来訪者はそれぞれのコンテナーの傾斜部分を登り港のサンセットを望むことができる。

全撮影:Park So-Young
Chang Gil-Hwang

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タイトル:OceanScope observatory by AnL Studio韓国人建築家 Keehyun Ahn とMinsoo Lee は、古い運送用コンテナーなどの再生素材を利用して「オーシャン・スコープ」と呼ばれる公共の展望台をインチョンに設計しました。


しかしながら、業務用金属製ボックスを無秩序に配置することは周りの景色になじまず、農村の環境を悪化させていました。

このような状況下で、公共の場における未使用コンテナーの実用的再利用の実現や、周りの農村風景と調和を図るために味気ない風貌のコンテナーに新たな機能美を持たせることを目指し、韓国国内で最も大きな港の一つをもつインチョン市の市長より新規構想の発案がなされました。それが「オーシャン・スコープ」です。

インチョン市内の有名なサンセット・ビューポイントである「オーシャン・スコープ」は、最もコストのかからない未使用コンテナーの再利用という手法で、サスティナブル・デザインの展望台建設の理想を表現しています。

建設地の地表面の低さは、美しいサンセット展望を阻む要因でした。その問題を解決するため、コンテナーそれぞれに傾斜(10度、30度、50度)をもたせました。

この構造は、人々がコンテナー内の階段を登り、より高いビューポイント地点へたどり着くことを可能にします。

プロジェクト名:オーシャン・スコープ / OceanScope
クライアント:韓国 インチョン市 / Cho Dong-Am, Ahn Young-Sik
プログラム:公共展望台
所在地:韓国 インチョン市 ソンド・ニュー・シティ

A メインエントランス
B 水平線のための展望台
C 海と空のための展望台
D 展望台 / インスタレーション
E 構造用コンクリート
F 展示スペース
G 案内所 / 収蔵庫
建築&設計:Keehyun Ahn, Minsoo Lee
プラニング&プロデュース:Chang Gil-Hwang, Kim Yong-Bae

構造チーム:Ju Kwon-Jung, Choi Hui-hyun, Kim Chung-bong, Lee Seung-Ho, Park Kwon-ui, Kang Jung-Tae, Ham Yun-Ki
スタートコミッション:2010年
全写真:Park So-Young, Chang Gil-Hwang





内装
A 勾配10度のスロープ / グラフィック・ウォール
B 勾配30度の頂上まで続く金属製の階段
C 勾配50度の鏡面 / 座席
D 構造用コンクリートの階段
E スクリーン / プロジェクション
F 木板仕上げ
* インタラクティブな3色のライト
投稿 / ローズ・エサリントン
翻訳 / ハートフル・ジャパン 福田美和
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