designmagazine dezeen

ワールドワイドなデザインシーンを伝えるUK発のデザインWEBマガジン「dezeen.com」からセレクトしたデザインニュースの日本語訳版。当コンテンツの掲載内容・記事・写真の著作権は、コチラをご覧ください。RSS

河田剛デザインによる江戸時代の風物「陶器市場」

とのま一級建築士事務所を主宰する河田剛氏は、大阪市内のビルの狭間を埋めるために陶器市場をデザインした。

 


「陶器市場」と名付けられたこのプロジェクトでは、両側をビルで囲まれた敷地内に中庭や橋で結ばれた建物が6棟建設され、一枚の透明な屋根で覆われる。

目的は、300年前にこの通りで開かれていた由緒ある陶器市を再現することで、依頼主の住宅も敷地内に建てられる予定だ。



河田剛氏の建築に関する記事は、Dezeen: Usuki House (February 2010)を参照。
建築家からの情報は以下の通り。


300年前に大阪で開かれていた由緒ある陶器市をビルの谷間に再現。



このプロジェクトは都市活性化の一環として、かつて大阪のこの地で栄えていた陶器市を再現するものです。陶器市通りは今から300年前の江戸時代に賑わいを見せた地域で、数年前に陶器市が開かれましたが、現在はその面影がありません。今回のプロジェクトは、地域の活性化と商店街の賑わいを取り戻すことを目的としています。

敷地自体は狭く、南北両側は高層ビルに挟まれています。敷地内は、骨とう品や有田焼、備前焼、京焼などの陶芸家による作品の展示スペース、さらに所有者の住宅が収容できるよう設計されています。同時に、買い物客が大昔に開かれた市の雰囲気を楽しめる場所にもなります。建物は中庭を挟んだ6つのスペースで構成されています。



拡大画像はこちら。


外観は6つのスペースが敷地内に切り貼りされたような形で、天井と壁はガラスで覆われています。内部は、高層ビルの狭間という立地条件から思い浮かぶ印象とは異なり開放的で、訪れる人に神秘的な雰囲気を感じさせます。また、建物の中を行き来することで、過去と現在が織りなす独特な雰囲気を体感できます。陶器通りの復元計画が今始まろうとしています。

 

投稿/クリス・バーンズ


翻訳/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨

Dezeen記事(オリジナル)はこちら

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.design-channel.jp/mt/admin/mt-tb.cgi/355

コメントする

 

このページのトップへ

当サイトに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright 2009 DESIGN ASSOCIATION NPO. All Rights Reserved.