偽りの友達と名づけられたこの人形は、限定版の玩具で、物語りに登場する一連のフィギュアの一部である。
全長13インチの人形は、自分の敵であるPaw(ウサギとサルのミックス)と友達になるために、ウサギの格好をするNoopという人間のようなキャラクターとして表現されている。
デザイナーからのメッセージはこちら。
偽りの友達-虚偽の生活
coarseが2体のアートフィギュアをリリース
Coarseが、長い間待ち望まれていた「偽りの友達」シリーズを発表しました。これは対になった、オリジナルのビニール製人形のセットです。これは、Coarseの主要キャラクターを組み合わせたもので、サルとウサギを掛け合わせた'paw!'と人間のような'noop'は、現在も継続中のCoarseの物語りで別のエピソードに登場します。今回、この似ても似つかないペアがお互いのアイデンティティを犠牲にしてまでも仲間になろうとしています。Coarseブランドが根本に持つ複雑性を示すことで、このシリーズはcoarseの世界の別の側面を表現しています。
coarseはドイツ人の二人のアーティストからなっており、彼ら独特の美意識が再び表現されています。彼らのフォームには、スムーズなカーブ、ハードな直線と鋭い角が多用され、それらがひとつの統合体を作り出しています。最近のCoarseの作品はリリースと共にほぼ完売しており、一連の最新作も、なぜこのブランドがアート・トイや芸術作品のコレクターの間で、世界的な存在感をますます強めているかを物語っています。
この章でcoarseの物語りは、若きnoopが自分自身の生き残り戦術のため、敵であるpaw!,の外見を真似るところから話が始まります。しかしpaw!と偽ったがために、noopはこの仮面の呪縛から永遠に身動きが取れなくなるのです。危険でもろい友情が始まるのです。
この珍しい限定版には「大きなpaw!と、とても柔らかいpaw!の着ぐるみに身を包んだ孵化したばかりのnoop」が含まれています。全長13インチのビニールの人形は、光沢のある春らしい色で、コットン製の枕二つの間に挟まっていて、すべてにシリアル番号が刺繍されています。フィギュアたちは、サル&ウサギの鼻の形をしたハンドル付きのハンドメイド木箱に安全にしまいこまれ、ゴムバンドで結わえられています。
Limited to 200 pieces.
アーティストについて
Coarseの仕事を始めた2003年、ドイツ人アーティストのマーク・ランドウハとスヴェン・ヴァッシュキュッは、まるで3次元の石から掘り出したように見えるほど、はっきりとしたスタイルの彫刻を始めました。流線型の彫刻は、ハンブルグと香港のcoarseワークショップで、手作りされ完成しました。アーティストたちは主に彫像に焦点を充てており、小さなものから実物大まで、またレージンと/あるいはファイバーグラスを使ったものまで、様々です。彼らの作品にはまた、写真、印刷物、オブジェなど、そして総体的な芸術作品を作るために全てを組み合わせたものなどがあります。作品は別のリアリティを表しています。フィクション・ブランドです。
伝統的なおもちゃ製造技術を使い、元はといえばアート・オブジェだった'coarse originals'は、'coarsetoyの印を付けたビニール製フィギュアーへと変えられていきます。ふたつの異なる文化圏で暮らすアーティストたちが西洋と東洋の美意識を融合させたことが、このブランドが世界中で人気を得ている説明になるかもしれません。Coarseのフィギィアは現在世界18か国のアートトイの店やギャラリーで販売されています。近年開催されたいくつかの個展の成功に続き、coarseは2010年パリとシカゴでオリジナルと新作を披露します。
投稿/ローズ・エサリントン
翻訳/ハートフル・ジャパン 武田浩美
Dezeen.com オリジナル(英語)はこちら。

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