
スリープボックスと呼ばれるこのユニットは、短くて15分、長くて数時間、レンタルできるようになっている。
デザインした建築事務所では、これを鉄道の駅、空港、ショッピングセンターに設置することを想定している。

利用者が変わるごとに、シーツはローラーで回転され寝具類が自動的に交換される仕組み。

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スリープボックス
あなたが近代的な都市にいるという状況を創造してみてください。あなたはそこの住民ではなく、しかもホテルを予約していません。

それは快適な状況ではありません。現代の攻撃的な都会では、休息やリラックスの機会がないからです。飛行機や汽車を待つ間、眠りたいと思っても、安全面や衛生面で多くの問題があります。都市の社会基盤は、人間にとってもっと快適であるべきだと我々は考えます。そこで我々はスリープボックスという装置を開発しました。ホテルを探すために時間を費やすことなく、都会の喧騒から逃れて静かな眠りと休息のひとときを与えてくれるものです。

スリープボックスは以下の場所に設置することが可能です。
鉄道の駅
空港
エクスポセンター
公共の場やショッピングセンター
宿泊施設
暖かい気候の国々ならスリープボックスは路上でも使えます。スリープボックスのおかげで、緊急の場合や荷物を持ったまま数時間過ごさなければならないときも、気軽に、安全に、夜を過ごすことができます。

スリープボックスは小型の可動式空間(箱)で、サイズは2メートルx1.4メートルx2.3メートル(高さ)です。設置されている主な機能は2メートルx0.6メートルのベッドで、リネンを自動的に交換するシステムが装備されています。ベッドには柔らかくてしなやかな発砲ポリマーの緩衝片を使い、表面は歯髄組織です。テープが一本のシャフトからもうひとつのシャフトへと巻き戻されることにより、寝具が交換されます。もし最高に気持ちの良い状態で眠りたいのであれば、追加料金を払って通常のベッド・リネンのセットを利用することもできます。

スリープボックスには、換気システム、警笛、備え付けのLCD TVとWiFi、ラップトップ用のソケット、電話の充電器が装備されています。ラウンジの下は荷物置き場になっています。

利用者が去った後、寝具の自動変換装置が起動してクォーツ・ランプが点灯します。支払いは共有のターミナルで行われ、利用者には電子キーが提供されます。利用時間は15分から数時間までと幅があり、希望の時間を選べます。

スリープボックスは主に、人間にとって重要な条件のひとつ、すなわち心を落ち着けて眠れる空間を提供することを意図しています。さらに、状況に応じて使える様々な機能を追加することもできます。追加機能の可能性は非常に幅広く、有料の公共サービスはもちろんのこと、団体や企業内での利用にも対応できることでしょう。

面積:3.75平米
建築設計:Goryainov A., Krymov M.
デザイン年:2009年


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