designmagazine dezeen

ワールドワイドなデザインシーンを伝えるUK発のデザインWEBマガジン「dezeen.com」からセレクトしたデザインニュースの日本語訳版。当コンテンツの掲載内容・記事・写真の著作権は、コチラをご覧ください。RSS

Nendo制作 コードチェアー

dzn_Cord-Chair-by-Nendo-13.jpg

日本のデザイナーグループNendoは、内側を空洞にした木材に、金属のフレームを入れた椅子を製作した。


コードチェアーと呼ばれるこのデザインは、内側の金属の棒と手彫りの木の素材を一体にしたものである。



脚の直径はわずか15ミリメートルである。



Nendoはニューヨーク市にあるMuseum of Arts and Designでの、「Ghost Stories:Nendoによる新しいデザイン」と名付けた作品展示会に向けてこの椅子を制作した。



Nendoからの詳しい情報は以下の通り。




我々は「Ghost Stories:Nendoによる新しいデザイン」」と名付けた個展のために、「コードチェアー」を制作しました。


デザインのコンセプト


コードチェアーは、広島県のマルニ木工株式会社との共同制作によるもので、脚の直径はわずか15ミリメートルです。9ミリメートルの金属フレームを用い、その外側に木のパネルを重ね合わせるのではなく、木材の内側を空洞にしてフレームを入れるようにしたのです。我々は素材である木の木目が完全に残るよう、特に注意を払いました。椅子の各部分は木材を彫って作られ、装飾を一切施さないありのままの状態に保つことで、素材の木目が完全に現れるようにしました。



この椅子は、各部分の幅が3ミリメートル足らずなので、大量生産用の機械を使わない手作りです。一つ一つの椅子は職人によって彫られ、木目が揃うよう細心の注意が払われます。



コードチェアーは、形や構造に特異性を求めた、いわゆる「機械的な美しさ」を特色とする椅子ではありません。



むしろ、コードチェアーを制作することで、我々は電気コードの中の金属線と、それを包み込んでいるゴムに似た素材の関係を追求したかったのです。



強化コンクリート同様、この椅子もそれぞれの素材の役割が、独立した特徴を持っています。それによって、木材は単なる骨組ではなく、その素材の最も優れた共通点である、温かみや柔らかさを生み出します。




展示会情報

テーマ:「Ghost Stories:Nendoによる新しいデザイン」

展示会場:Museum of Arts and Design

所在地:2 COLUMBUS CIRCLE NEW YORK, NY 10019, USA

展示期間:2009年10月27日~2010年1月10日 


コードチェアー製品仕様

素材:メープル、鋼鉄

サイズ:W420mm、D450mm、H802mm、SH430mm

製造元:マルニ木工株式会社



ここに掲載された写真の著作権はNENDOに帰属する。



投稿者/ローズ・エサリントン  

翻訳者/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨



Dezeen.com オリジナル(英語)はこちら


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.design-channel.jp/mt/admin/mt-tb.cgi/134

コメントする

 

このページのトップへ

当サイトに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright 2009 DESIGN ASSOCIATION NPO. All Rights Reserved.