先週バルセロナで開催された世界建築フェスティバルで、ブラジル人建築家のIsay Weinfeldがデザインしたサンパウロのビーチサンダル・ブランド「ハワイアナス」の店舗が、ショッピング・カテゴリーの最優秀作品に選ばれた。
店舗では、一段低いところにある吹き抜け空間にサンダルが陳列されている。買い物客は通りから続くフロアにまず入り、店舗の中心部を見下ろしながら奥へと入っていく。
輸出用の商品が輸送コンテナーの内部に陳列されている。この露店風にしつらえられた内装はこのサンダル・ブランドの原点であるイメージを呼び起こすだろう。
木の格子とガラスのパネルで出来た天井からは、植物で溢れた店内に自然光がふんだんに注がれる。
Isay Weinfeld Arquiteto からの更なる情報は以下。
ハワイアナス
1962年に作られたハワイアナス・サンダルは、稲わらで造られた日本の伝統的な「草履」にヒントを得ています。ただの低価格なゴムのサンダルとみなされていたハワイアナスが、今のようなファッション・アイコンになるまでには、長い時間が必要でした。
サン・パウロのRua Oscar Freireという世界有数の高級エリアに、2.30ユーロから高くても10.00ユーロまでの商品を売る店をデザインするというプロジェクトは、やる気をかき立てられる楽しい仕事でした。
これはブラジルにおけるハワイアナスの第一号店です。我々にとって最大のチャレンジは、建築物にこのブランドが醸し出す雰囲気(新鮮さ、カジュアル、快適性、気安さ、健全さ、ブラジルらしさ)を投影することでした。
店舗は非常に砕けた雰囲気になっています。作りはシンプルな箱形です。空間は路面に対して完全に開かれており、実質的に路面の延長となっています。ドアもディスプレイ用の窓もなく、天井を覆うのはガラスと木が組み合わせられた格子(換気と注水用の窓口として機能する)のみという店頭には、青々とした緑と強い自然光が溢れています。
建物は下方へと展開していきます。路面階には、小さなラウンジ・エリアと店舗全体を見渡す中2階があります。店舗自体はその1階下にあり、2階分の高さの広々とした純径間を様々な商品が特徴付けています。露店風の内装は、元々は街の蚤の市で売られていたというこのサンダルブランドの原点を思い起こさせます。コンテナーには、ブラジルでは今のところお目見えしていない「輸出用」モデルが、透明なシリンダーには「新商品」(バッグ、ソックス、タオルなど)が展示され、ハイテックのキューブがハワイアナスの物語を伝えています。
その中で、低くなっているエリアはオーダーメイドのサービスと、子供向け商品の展示スペースになっています。店の後部は、半階分だけ高くなっている部分が従業員専用の小さな庭で、地下はオフィスと倉庫スペースになっています。
建築
作者:ISAY WEINFELD
コラボレーター:DOMINGOS PASCALI
プロジェクト・マネジャー:ELENA SCARABOTOLO
チーム:MARCELO ALVARENGA / LUCIANA SIQUEIRA
日付
プロジェクト依頼:2008年6月
プロジェクト完了:2008年11月
建物:2008年8月
建物完成:2009年1月
建築物敷地面積:300,00 平米
投稿者/ローズ・エサリントン

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