
ファン・デル・ヴィーア氏は、A Drop of Water(一滴の水)と名付けた、天水桶にじょうろを組み込んだ作品(トップ写真/写真下)と、バイオプラスティック・プランターというタイトルの、生分解性の植物栽培容器(写真上)という、2つの作品を発表した。

氏が受賞したレネ・スミーツ賞は、アカデミーの創立者設にちなんで名付けられ、その年の最も優れた作品に贈られるものである。

卒業制作展はデザインアカデミー・アイントホーエンで、オランダ・デザイン・ウィーク期間中の10月25日(土)まで開催された。
写真/アストリッド・ザウデマ
デザインアカデミー・アイントホーエンからの説明が以下に届いている。

A Drop of Water(一滴の水)
雨が降ると何千リットルもの水が、樋を伝わって下水に消えていきます。一方、一般の家庭では何リットルもの飲料水を庭にまきます。バース・ファン・デル・ヴィーア氏はこの2つの考えを一体化し、天水桶にじょうろを組み込んだA Drop of Water(一滴の水)を発表しました。ライトグレーの天水桶は樋に取り付けられており、雨が降ると中のじょうろは自然と一杯になります。じょうろが満杯になると、余分な水は溢れて貯水の役目をする桶に流れます。氏曰く「こうすることで、水道水ではなく雨水を庭にまくことがより簡単にできるのです」

バイオプラスティック・プランター
バース・ファン・デル・ヴィーア氏は生分解性素材の未来に期待しています。「それらは使用後に自然界の原料になります」ファン・デル・ヴィーア氏は生分解性のプランターを考案しました。それは苗木を簡単に移し替えて植えることができる、生分解性の容器です。プランターは植え替えた後、苗木が風などによって倒れないように支えるので、杭やゴムバンドで固定する必要がなくなります。木の根が伸び始めると、生分解性のプランターは、日光、湿気、カビにさらされて土の中で分解します。これが今度は苗木の肥料になります。このようにして自然界の循環に戻され、環境を破壊するのではなく、環境保護に貢献しているのです。



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