Pickledと呼ばれるこの作品は、使用済みの容器に、金属の蓋と陶器の工場で捨てられた材料を組み合わせて出来ている。
カリナ・マルシンスカ氏からの情報は以下の通り。
ごく普通の容器にのせられた金属の蓋(金メッキされている)と、そこにつけられた見事な陶器の取っ手(部分的に金メッキされている)という対照的な組み合わせが、高潔な異物混在の様相を醸し出しています。ユーモアと皮肉がひとつの要素の中で融合されました。
陶器の素材は、廃品の深皿、砂糖入れ、水差し、容器などです。製造過程において基準に合わないとされて、産業廃棄物として処分された物を使いました。
陶器、ガラス、金属
カリナ・マルシンスカ氏はブロツワフ市の美術アカデミー(セラミックスデザイン専攻)の卒業生。2007年にはスペインのビルバオにあるバスク大学で奨学生として、そして翌年2008年にはゲヴィレールのセラミックス研究所で研究を続けました。氏は多方面に活躍している研究者で、国内外で数々の賞を獲得し、国内外を問わず様々な展示会、シンポジウム、野外活動、そしてフェスティバルに参加してきました。
「私はデザインや芸術作品の制作に取り組んできましたが、その2つの間の境界線がぼやけてしまうこともよくあります。自分の芸術作品の中で、見る人の感覚や鑑賞力と戯れるのが私のやり方です。私の作品はポーランドの伝統に根付いており、芸術、科学、環境のような様々な分野を関連付けながら、答えとなる作品を私は作り上げていきます。リサイクルについても少なからず考えています。産業廃棄物を生かす取り組みに関心を持っているのです」



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