
上海を基盤に活躍するデザインスタジオ、EXHデザインは、北京のスイス大使館のヴィザ部門を完成させた。

この建て増しされた建物は、根幹部分には鉄鋼、表面にはガラスと竹が使われている。

中は執務室と会議室、また応接室も入っている。

EXHデザインの談話は以下の通り。
スイス大使館 ビザ部門
クライアント スイス建設管理局
建築 EXHデザイン

旧来のヴィザ部門の建物は、1999年に建てられたコンクリートと煉瓦の堅牢な建物です。
しかしそのままでは、年々増えるヴィザ志望者に対応することはできません。

まずその志望者に対応するための区画を拡張することから始めました。また同時に中国人にとってのスイスのイメージを刷新しようと考えました。

コンセプトは「何十年にも及ぶ歴史を建築を通じて見せる」こと。

旧来の煉瓦の建物も保存をしています。中国の急激な変革を生き延びてきた重要な建物ですから。建て増し部分の外観には内部の煉瓦が見えるよう、薄いガラスを用いました。

時間を超えて2つの異なる建築様式がひとつに重なり合います。

骨組みの鉄筋を隠しながら、中国の個性とスイスのシンプルな美が溶け合う外観となっています。

竹という中国を感じさせる素材を、外観と内装の両方に用いました。

こういった箇所では、中国人とスイス人の両方にとって、わかりやすい表現をしています。

旧来の建物は、現在では外来者の待合室及びヴィザ部門の執務室です。

建て増しした部分は、追加の執務室と、小さい会議室、応接室、および化粧室から成っています。

外来者用の玄関口には、控えの間と出窓がしつらえられています。

建て増し部分の屋根には省エネルギーのため芝が植えられます。床と屋根は十分な断熱性と持つことになるでしょう。

外観のガラスには低放射性のものが使われています。

高い快適性を持たせるため床暖房を使い、天井には冷房器具と常に新鮮な空気を取り入れられる換気装置を設置しました。

旧来の建物とその建て増し作業は、官庁の地下にある設備を用いて行いました。


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