designmagazine dezeen

ワールドワイドなデザインシーンを伝えるUK発のデザインWEBマガジン「dezeen.com」からセレクトしたデザインニュースの日本語訳版。当コンテンツの掲載内容・記事・写真の著作権は、コチラをご覧ください。RSS

建築家ロン・アラッドによるイスラエルの
デザインミュージアム

DznDesignMuseumHolonsq1.jpg

建築家ロン・アラド氏による初の本格的商業プロジェクト、イスラエルのデザインミュージアムホロンが完成間近となった。


2つのメインギャラリーを持つ美術館を、コールテン鋼の層が様々な角度の水勾配で包み込むというものである。



この美術館はテル・アビブに隣接するホロン市の、16年に渡る都市再生計画の一環だ。



美術館は2010年2月2日の開館を目指している。



デザインミュージアムホロンからの詳細説明は以下の通り。




プレスリリース

デザインミュージアムホロンー2010年2月2日に開館することを発表



イスラエルのホロン市は、待ちに待ったデザインミュージアムホロンの落成式と建築家ロン・アラド氏による受賞建築式を2010年2月2日とし、ここに発表できることを名誉に思います。


4年間の建設期間を経て、この街の象徴となりうるこの美術館は、2009年末に完成し、2010年2月2日に一般公開されることになりました。しなやかなカーブを描いたコールテン鋼(水勾配)が様々な陰影を作り出すこの建物はロン・アラド氏によるもので、氏の商業的な建築物の中では、これだけの規模を持ったものは初めてといえるでしょう。そういった点も含めて、いろいろな面から意義の深い建築物であります。ロン・アラド氏は、この美術館を作るにあたり、彫刻的な視点から挑みました。独創性と遊びがありながら、また機能的でもあるというだけでなく、視覚効果の高い彫刻的なデザインをそこに取り入れたのです。




デザインミュージアムを作るというプロジェクトは、テル・アビブに隣接したホロン市における、16年間に及ぶ都市再生計画の結実であり、市長のモッチ・サッソン氏と市のマネージングディレクターであるハナ・ハーツマン氏の主導によって行われてきました。


ハナ・ハーツマン氏は次のように述べています。「この地域に初めてデザインミュージアムを建設することは、デザインに関する議論と探究、文化と教育をより重要視しようという、長年の都市再生計画の中核を成すものであります。このプロジェクトは、ホロン市民の日常生活におけるデザインや文化の役割のみならず、この都市の世界的な影響力も強調することになるのです。私はこの美術館がイスラエル、さらには全世界のモデルになると確信しています。ここに来る人はその年齢や芸術に関する素養に関係なく、デザインを楽しむことができるでしょう。美術館長らが企画する魅力的で感動を呼ぶ展示はもちろんのこと、ロン・アラド氏がデザインしたこの建物そのものも、です」



デザインミュージアムホロンについて


デザインミュージアムホロンは2つの主要なギャラリーと、その間にあるもうひとつのスペースで成り立っています。この中間スペースでは、多様性に富み従来の型にとらわれない多くの展示や、もしくは教育を目的とした講義が行われる予定です。ギャラリー1(500平方メートル)には、イスラエルの豊かな自然の光が取り入れられ、それが3次元の展示物にもたらす効果が自慢ですが、その一方で館長の裁量で明るさを調節することも可能となっています。2つめのギャラリー(200平方メートル)は小さめで、内部が他より高くなっていますが、それは来館者に展示物との間につながりを感じさせるよう設計されたからです。


年間を通して、デザインミュージアムホロンでは、デザインコンセプト、作品、建築を中心に展示コーナーを指定した展示を行います。特別展以外にも、海外やイスラエルのデザインに関する作品、素材、資源をまとめて展示する「エクスペリエンス・アーカイブ」を開催し、すべて一般に公開する予定です。このアーカイブは、デザインに関する概念、素材から工程、流行に至るまでの詳しい研究の情報交換の場になることでしょう。



ロン・アラド氏のこと


ロン・アラド氏は1981年に活動を始めて以来、世界中の主要な美術館やギャラリーで展覧会を開いてきました。2009年は氏にとって、デザインミュージアムホロンの完成だけでなく、過去に例のないほどの入場者を呼んだパリのポンピドウーセンターでの回顧展、さらに7月のニューヨーク近代美術館での展覧会(アムステルダムのステデリン美術館も同展覧会の開催も予定)など、重要で意義のある出来事に満ちた一年となりました。



受賞歴

2009年5月

Conde Nast Traveller Innovation and Design Award for Culture



投稿者/ブラッド・ターナー

翻訳者/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨



Dezeen.com オリジナル(英語)はこちら


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.design-channel.jp/mt/admin/mt-tb.cgi/80

コメントする

 

このページのトップへ

当サイトに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright 2009 DESIGN ASSOCIATION NPO. All Rights Reserved.