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Aekaeプロデュース サイアーグラス

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チューリッヒとロンドンで活躍するデザイナー集団Aekaeは、水牛の角でできた眼鏡シリーズをデザインした。

サイアーと名付けられたこの一連の眼鏡は、3組のサングラスと矯正用のフレームから成り立っている。


個々のフレームは数枚の角の薄い層から出来ていて、それらが互い違いの方向に重ねられることで強度を保つ。


このセットはスイスホーン・アイウェア社によって製造され、今週パリで行われている国際眼鏡見本市で展示中である。


写真:ナディーン・オタワ

Aekaeからの詳しい情報は次の通り。



自然の素材を生かした手作りの眼鏡、サイアー

古代、王者はその人品と能力によって選ばれました。サイアーの眼鏡コレクションはこの伝統を将来に伝えるべく、最高の材料のみと最高の製造技術を駆使して作られた素晴らしい風格を備えた眼鏡、特別な人々だけが手にできる眼鏡です。

ひとつひとつの眼鏡はaekaeとスイスホーンの共同制作により、天然の角から手作業で作り上げられます。

天然の角を使った眼鏡製品の市場は非常に伝統主義的ですが、そこに新しい考え方を持ち込もうとするaekaeの意図は、この眼鏡のデザインにはっきりと映し出されています。例えば、鼻がかかる部分に新しい構造と強烈な視覚的要素を取り入れていることです。過去2年間多くの試作品が作られましたが、そこには小規模な製造業者スイスホーンの経験と知識が取り入れられてきました。そしてついに、3組のサングラスと矯正用のフレームから成るサイアーセットが9月17日から19日まで開かれるパリの国際眼鏡見本市で展示されることになったのです。


製造過程


 サイアーの天然の角で作られた眼鏡はどれも最大で7枚に及ぶ角の薄い層でできています。角の繊維でできている芯材は「三重安定方式」と呼ばれ、それぞれが反対方向に伸び、それによって質、安定感、変形に対する耐久性などの面で最も高い基準を満たしているといえます。製造過程で出る唯一の廃棄物は角の破片であり、それは天然の肥料として利用することができます。製造過程の最後にすべてのフレームを手で丹念に磨き上げ、天然の角の模様を浮かび上がらせます。


天然の角に関して


水牛はアジアで広く飼われている動物で、西洋における牛のようなものです。通常は耕作や収穫作業のために使われており、水田の仕事には不可欠な動物です。さらに牛乳、皮革、そして角も利用できます。その角は長さが2メートルにも及び、最高の天然素材として使われます。

サイアーの眼鏡は、この角を原材料に用い、手作業によって作られた素晴らしい眼鏡です。フレームに使われるのは角のほんの僅かな部分だけです。

製造元であるスイスホーン社は最高の角を選び、美しい角の眼鏡に仕上げていきます。原材料となる角の特徴的な模様や色によって、一つ一つの製品が他に類のない独創的な眼鏡になります。サイアーのフレームを製造するには、この分野において最高の技術と最も豊かな経験を持った職人が必要であることは言うまでもありません。


投稿者/サラ・ハウスリー

翻訳者/ハートフル・ジャパン 鳴海 亨



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