ワッツア!さーて今回は特に長いですよ。
ひきつづきモード誌FIERCIVEのこの仕事。
前回のラフをベースに、スタッフみんなに各々のパートを力を込めてつとめていただき、ようやく撮影直前までこぎつけました。
最終PPM(プリ・プロダクション・ミーティングね)ばりにずらっとならべてみましょう。
まずは撮影の一番の要、デルモちゃん
DONNAからやってきたジェシカ マッコールちゃん。
数度にわたるオーディションでいろんなタイプのモデルさんを拝見しましたが、企画にフィットしたちょいと可哀想な顔がよく似合う、可愛らしくも純朴なこの19歳に決定。
DONNAさんはいいモデルが揃ってます。
つづいてスタイリング
担当は重光愛子。アイコ。
彼女、実はミラノのVogue やVogue NIPPONでも活躍するアグレッシ部な実力派。むろん得意技はヴォーギング。
立案の段階から参加してくれた彼女がまずイメージした洋服はアレキサンダーマックイーン。
なのですが、このオートクチュールのラインは日本には入ってこないってことで断念。
そこで見つけたのがこのブランド、
NYコレクションで活躍するいま話題のインド人デザイナー、マニッシュアローラのイカレた洋服たち。
ド派手な色彩とムチャなデザインが最高にかっこよくイメージぴったしなので即採用。
青山の SHOWROOM ICON さん、ご協力ありがとうございました。
ヘア
担当は関合茂雄さんと、アリマッティこと有馬研悟くん。
イメージはこのラフ↓髪に火がついて燃えてる感じ。
これが結構むずかしいようで
↑なかなか燃えてくれない初期段階。
休日返上で試行錯誤を何度も繰り返していただいちゃいました。発泡スチロールを熱線で切って造形した土台にヘアを何重にもからます、という荒技で撮影直前には調整完了。
メイク
は、Numero TOKYOや流行通信で活躍のよっちゃんこと左近佳子さん。
アシスタントは日景由美子さん。ユミコ。
メイクのイメージは「酸素欠乏&パニック症候群」。
表情ひとつひとつに意味が隠されている「歌舞伎」をイメージして、マックでシュミレったんですが
↑どーもモデルの顔にあわないってこともあり
モデルの素の表情を生かしたこうゆうカワイソウでブッタオレソウな感じにしました。
企画がちょいブラックなので、洋服・ヘア・メイクはすべてフィクションにととのえ、
ウソの世界をマジに演じるアイロニー。
な感じに表現をちょいとリンスする。
でも小道具の酸素マスクや
救命胴衣、
ビジネスクラスのシート等はもちろんホンモノ。
シートは生地を張り替えて2列用意。
飛行機
じつは影の主役がこの飛行機。
この表現の「舞台」となり、企画を根っこで支えるので、機体の選定センスが問われます。
もっさりしたマクダネルダグラスDC-10↑と、華麗なコンコルドのどちらかでかなり悩んだのですが
いかにも旧式のDC-10のそこはかとない「哀愁」に軍配。
ハセガワ製の1/200プラモデルを、シコシコ組み立ててエアブラシと自作のデカールで、
スタイルエアラインズの、(架空の)規定カラーに化粧させました。
機体右の黄色い物体はエポキシパテで作った救命滑り台↑
プラモ、中学生ぶり位にがんばって作ったよ。塗装もマーキングもそれっぽいでしょ。
まあコレ一瞬で燃やしちゃうんですがね....。
以上で撮影準備完了!!
で、撮影、
モデル撮影はサクサクッと合計10カット、10時入りで17時にはしゅうりょ〜う
カメラマン根本勝利さん、おつかれっした!(あっさり)
てことで次回はいよいよ完成形を公開!
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